だいぶ前のことですが、まだ小さかった息子をつれて、家族で『川越まつり』に行きました。
このとき、私自身もこのお祭りに行くのは初めてでした。なんでも江戸情緒満点のお祭りだと聞いたので、少し興味があったんですね。
そう、『川越まつり』は、江戸「天下祭」の様式を今に伝える貴重な祭礼として、360年という時代を超えて発展してきたものだったんですね。
平成17年には国指定重要無形民俗文化財になったそうですよ。
なんといっても息子はそのときはまだ小さかったので、そんな歴史的に優れたお祭りだなんて分からなかったでしょう。
でも、川越駅からかズラリと並んだ出店にはかなり興味がわいたようでして、かなりいろんなオモチャやお菓子を買わされました。でも、かなりの人だかりでしたので、つねに子供から目を離せない状態でしたね。あれは大人でも圧倒されてしまいます。
もう一つ、このお祭りの楽しいところは、昼と夜の見どころが違うというところでしょうか。昼間は人形や彫刻、幕の刺繍などの山車を比べながら見て回ることができます。
子供も大変珍しそうに眺めてました。また、夜には提灯に明りがともり、そのライトアップがとても美しかったです。昼間とはまったく違う、幻想的な世界がここにはありました。
でも、この夜の部を最後まで見ずに、私たちはそのお祭りを後にしたのでした。
■川越氷川祭(かわごえひかわまつり)は、毎年10月第3日曜日とその前日の土曜日(ただし10月14日・15日が土曜日と日曜日の場合はその両日)に行われる埼玉県川越市の川越氷川神社の祭礼で、一般には川越まつりと呼ばれている。常陸國總社宮大祭・佐原の大祭とともに関東三大祭りの一つ。2日間で80万人以上の人出を数える[1]。360年以上にわたり連綿と続いてきた祭事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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